熱中症 塩飴が効果ありはガセ!? ベストの熱中症対策はコレ

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ガセというわけではありませんが、
塩飴だけではあまり効果は期待できません・・・その訳は?

毎年今頃に時期になると、目にしたり聞く機会が多くなる「熱中症」

 

熱中症

最近は、この熱中用対策用に、
「塩飴」だとか「熱中症飴」なるものが売られているけど、
あれって本当に効果があるの?

また、もっと他に良い方法は無いの?

 

熱中症と言えば、症状が重い場合には、死に至るケースも
あるとっても恐ろしい症状(病気)です。

これからの時期、熱中症で大変な事態を避けるためにも
熱中症や熱中症対策については
塩飴のことも含めて
いろいろと知っておくのが良いと思います。

 


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目次

本当に塩飴って熱中症対策に効果あるの?

そもそも熱中症ってなに?

熱中症の原因

熱中症対策にベストなのは?

 

本当に塩飴って熱中症対策に効果あるの?

結論から言えば、無くはないけど、塩飴だけ舐めていても
あまり効果は期待できません。

どういうこと?

熱中症対策として塩飴を舐めるのであれば、
同時に水分も補給する必要があります。

 

塩飴

どうして水分を一緒に補給しなくてはならないのか?

これは、とっても大切なことなんですが、
それについては、
まず、次の章で、熱中症がどんな症状で、何が原因で起きるのか?

を知っておく必要があります。

 

そもそも熱中症ってなに?

熱中症は、高温時に体の発汗機能や循環器に異常をきたし、
体温上昇、発汗が停止してしまい、

それによって、痙攣(けいれん)やめまい、失神、頭痛、吐き気、倦怠感などの
症状がでる病気である。

 

熱中症の原因

主な原因は、高温下での運動や作業時に水分が不足したり、
塩分が不足したりすることです。

<<水>>
汗を大量にかいて水分が不足すると、汗をかいて体の熱を発散することが
出来なくなります。その結果、脱水症状を起こします。

 

<<塩>>
また、塩分(ナトリウム)が不足すると
低ナトリウム血症といって、めまいや痙攣、意識障害、こん睡状態
などの症状を引き起こしやすくなります。

塩分(ナトリウム)は汗をかくと汗を大量にかいた後に
水だけを大量に摂取すると、血中のナトリウムの濃度が薄れてしまいます。

 

塩

<<その他>>
また、激しい運動をしなくても、高温多湿の室内にずっといたり、
発汗量が少ない年配のひとも熱中症の注意が必要です。

 

熱中症対策にベストなのは?

さて、ここまで「熱中症」の仕組みや原因について説明してきましたが、
結局熱中症を予防するにはどうするのがベストなのでしょうか?

【対策1】
こまめに水分を摂る
1日1.5リットルから2リットルを目安に。
一度に摂取しないで、こまめに、毎回コップ1杯程度にして、
何回かに分けて摂取するようにしましょう。

 

熱中症対策

【対策2】
朝食で水分をしっかりと摂る。
寝ている間にかいた汗で、朝はかるい脱水状態のことが多いです。

そのため、朝水分を十分に摂取しないと
熱中症に掛かり易くなります。

できれば、ついでにバナナを一本食べておくとミネラルの補給にも
なるので、熱中症対策はバッチリです。

【対策3】
高齢者は意識して水分補給を
歳をとってくると、のどの渇きや体が水分を欲していることに
気付きにくくなります。

また、年齢の増加と共に発汗機能も弱くなります

部屋でじっとしているとき、のどが渇いていなくても
意識してこまめに水分を補給しましょう。

【対策4】
激しいスポーツや作業の際には塩分補給を
水分の補給と共に、塩飴を舐める、うめぼしを食べるなどの
塩分補給をしましょう。

いちばん手っ取り早いのは、スポーツドリンクなどの、
ナトリウムなどが含まれているものを摂取することです。

【対策5】
風通しのよい涼しい恰好、場所で過ごすようにする

高温多湿、無風のところにいると、熱中症に掛かり易くなります。

熱を発散させるような涼しい恰好、そして、
風通しの良いところで過ごすようにすることで、
熱中症にかかることを防ぐことが出来ます。

熱中症の対策や症状、原因についてお話してきましたが、
如何でしょうか?

ここで、最初の話に戻って、
塩飴は熱中症対策に効果があるのか?

ということなのですが、

最初に申し上げたように、
塩飴を舐めているだけではダメなので
水分も一緒に摂るようにしましょう。

熱中症対処

塩飴に代わるもので、ベストなものは、やはりナトリウムが含まれている
スポーツドリンクをこまめに飲む。

ということです。

これが一番お手軽で確実に熱中症を予防してくれる方法だと思います。

万が一熱中症に掛かってしまった場合、
または、疑わしい場合には、無理をせず、涼しい場所に移動して、
体を冷やして、水分、塩分を補給するようにして様子を見ます。

 

それでも良くならないようでしたら、
早めに病院へ行くなり、救急車を呼んで、病院で見てもらいましょう。

手遅れにならないように、早め早めの行動と対処が重要です。

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