敷金 礼金 なし物件のデメリットを早わかり解説

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賃貸マンションやアパートを借りたいけど
初期費用は出来るだけ掛けたくない、費用がない・・・

というひとはかなり多いです。
そのせいか、
最近では、「敷金 礼金なし」物件が
人気上昇中でみなさん、安易に飛びついているようですが、
反面トラブルなども良く聞きます。

 

「えっ、こんなはずじゃなかったのに!」

「そんなの聞いてないんですけど~」

 

ってことにならない為に。

この記事では、そんな「敷金 礼金 なし」の賃貸物件の
主にデメリットについて考えてみたいと思います。

 

確認

 

あまり難しい言葉は使わずに出来るだけ、
簡単に説明していきますので最後までお読みくださいね。

 

くれぐれも、最後まで読まずに敷金 礼金なしの物件を
契約するのはやめてくださいね。

 

かなり危険なのでぜひ最後までよ~く読んでから、
その物件を契約するかどうかを決めてくださいね。

 


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【目次】

・これっってデメリット?!なぜ敷金ゼロ?
 ・敷金ゼロ物件の基本
 ・最近の敷金なしパターン(最近の主流)

・そのほか注意すべき点

 

これってデメリット?!なぜ敷金ゼロ?

敷金ゼロ物件の基本

最初にも書きましたが、初期費用を少しでも抑えたい、
少なくしたい、
という気持ちはよくわかります。

 

なので、「敷金 礼金なし」物件が
どのようなからくりになっているのかを知ったうえで、
借りるのであれば、
個人的にはそんなに問題は無い
のではないかと思っています。

 

まず「礼金なし」についてですが、
これは東京あたりでも最近は段々と多くなってきているので
素直にありがたく思っておけば良いでしょう。

 

では、なぜ「敷金ゼロ」にしているのか?

ここを考えてみることで、「敷金ゼロ」物件の
存在理由が明らかになります。

 

これについてはいろいろなパターンが考えられますが、

 

1.とりあえず貸主が、空室をどんどん埋めたい

2.通常だとなかなか借り手が付かない物件

 

考えてみてください。

 

貸し手(大家さん)

もし、普通に市場に出して、借り手が付く物件なら、こんな
ことはしないと思うのですが如何でしょうか?

 

だって、礼金はしょうがないにしても、
敷金がなし、なんてリスクが多すぎて私が貸主だったら
絶対に嫌です。

 

借りている人が家賃を滞納しても担保する方法が
ないわけですからね。

 

ということは、やはり敷金をなしにして貸しに出すということは
それなりの理由があるのでは?

 

と疑って掛かるべきです。

 

敷金なし

 

 

・家賃が通常の相場より高くないか?

初期費用が少なくて済む、ということは、
通常で考えれば、その分が賃料に乗っかっていると
考えてよいでしょう。

 

貸主だって当然商売なのですから、損はしたくないし、
リスクは出来るだけ背負いたくないはず。

 

それでも最初に払うお金がないから、しょうがない・・・

 

という人は、それもありじゃないでしょうか?

 

初期費用を多く払えない分を分割で払っていくという感覚です。

 

ただ、契約時に、お部屋の清掃や消毒費用などと称して
お金を払わなくてはならないことがあります。

 

また、保証金という名目で、1ヵ月分支払うなんていう
こともあるようですが、保証金=敷金なので、
そうなるともうこれは敷金なしの物件ではありません 苦笑

 

・最近の敷金なしパターン(最近の主流)

最近は、こちらのパターンが多いようで下記の3つのうちの
どれか、もしくは重複して費用が発生することが多いです。

 

1.保証会社の利用必須

契約するのに「保証会社」の利用が条件となっている。

 

これは、通常、賃貸物件を借りる際には、「連帯保証人」が
必要になるのですが、「連帯保証人」の代わりに、
「保証会社」に加入してもらうことで、

 

もしあなたに家賃の不払いなどがあった場合に、その
保証会社に貸主が賃料を保証してもらう、というものです。

 

最近は、いくら立派な連帯保証人がいようがいまいが、
この「保証会社」利用必須、という物件が増えています。

 

この「保証会社」は貸主にとっての保険のようなもので、
連帯保証人よりもよっぽど信頼のおけるものです。

 

貸主から見たら、明日どうなってしまうか分からない
連帯保証人より、保証会社の方が信用がおける。

 

また賃料の滞納があった際も、
保証会社ならすぐに補填してくれますが、連帯保証人だと
わざわざ連絡を取って、督促をしなくてはなりません。

 

これは管理会社や貸主にとって非常に手間のかかる作業となるので、
保証会社がポピュラーになっているのも当然と言えば
当然の話なのです。

 

 

ちなみに、この「保証会社」を利用するには、
賃料の1ヶ月分の費用が発生することが多いです。

 

また、物件を管理してい

る会社が、独自に賃料の
保証を行っているケースもあり、
その場合には、保証料金を管理会社に直接支払う
場合もあります。

 

 

2.クレジットカード加入必須
クレジットカード会社に入会させて、
賃料をクレジットカード払いにさせることで、
賃料を担保します。

当然入会金や年会費は入居者持ちです

 

まぁ、貸主がいろんな方法でリスクを回避する
方法を取るのは当然と言えば、当然ですが・・・

 

 

その他の注意点

まぁこれは、別に敷金 礼金なし物件にかかわらず
どんな賃貸物件でも契約書の内容はよく
確認すべきなのですが、
あまりポイントが分かっていない人も多いようなので、
契約書のどこを確認しておくべきかを
簡単に説明しておきますね。

 

 

1.短期解約時のペナルティの確認
例えば、1年以内、または2年以内に物件を
解約した場合になんらかの違約金がかかるのか?

敷金なし物件の場合、2年未解約だと、
2カ月分の違約金を支払わなくてはならない
契約が多いです。

 

まぁ、通常の敷金の物件でも礼金がなしの場合には、
1年未満に解約すると1カ月分の違約金が
掛かるという場合が少なくないです。

 

2.退去時に負担する費用
普通の賃貸物件だと、退去時には、清掃費用と
その他にダメージがあればその分を借り手が負担する
ということが多いですが、

敷金なしの場合は、契約に、退去時に1ヵ月分を
自動的に支払わなくてはならないという
契約もあるのでよく確認しておきましょう。

 

 

鍵2

 

その他のトラブル

数年前に、敷金 礼金なしの物件で、
賃料を滞納した際に、即、アパートの鍵が交換されてしまい、
家に入れなくなってしまい、その鍵の交換費用や、
高額の退去費用を請求されるということが
問題になっていました。

 

そもそも賃料を滞納することが悪いとは思いますが、
さすがに、すぐに鍵を交換されてしまうというのは、
それが目的なのかと思ってしまいますよね~。

 

この記事でお伝えした、保証会社やクレジットカードの
加入などもなく、本当に敷金なし礼金なしの
物件はこんなことがありそうなので要注意ですね。

 

 

以上のようなことを理解して借りるのであれば
そんなに問題はないのではないかと思います。

 

やはり、重要なのは、借り手であるあなたが、
自分が結ぶ契約の内容がどのようなものであるかを
よ~く理解しておくこと、

 

そして理解できないことは、貸主や仲介業者に
納得がいくまで確認することです。

 

中途半端なままで借りるのはとてもリスクが高い
ということを肝に銘じるべきです。

 

自分の身を守れるのは自分しかいないのですから・・・・

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました~

 

 

この記事についてのご意見やご質問等ございましたらお気軽にコメントにお書きください。

出来るだけ早く返信させていただきます。

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