さて、あなたの友達の外国人、また仕事の取引先の外国人が急に東京へ来ることになり、あなたが観光のお供をしなくてはならなくなったらどこへ連れて行きますか?
この記事では、そういった外国からの友人やお客様を連れて行って喜ばれるおすすめの観光スポットをご紹介します。
あなたが案内する相手の趣味や嗜好、年齢などに合わせてチョイスして頂ければ良いかと思います。
また、最後には、ベタですが、一番簡単で手っ取り早い東京観光の方法も紹介していますので併せてどうぞ!
それでは行ってみましょう!
あと、いつものごとく、ランク付けはしていませんのであしからず。
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築地市場
築地市場は、最近は定番の東京の観光スポットです。
平成28年には豊洲への移転がすでに決まっているので、築地で見学できるのはあと2年ほどということになります。
10年ほど前に私が結婚した時に、カナダ人の友人夫妻が出席してくれたんですが、そのときに「築地市場」に行きたいと言われて、連れて行ったことがあります。その時まで、外国人の観光スポットとしてそんなに人気があるところとは知らなかったんです。
英語を話す人は、「Fish Market」と言いますね。
目玉は、朝早くから始まる、競り(せり)、特にマグロの競りの見学です。大きなマグロと男たちの真剣な競り合いが観光客の興味をそそるようです。
一時は、観光客のマナーが悪く、このマグロのセリの見学を中止していた時期もあったと思うのですが、最近は復活しているようですね。
ただし、当日申込をした人で先着120名までとなっています。
見学者受付
- (1)受付場所 「おさかな普及センター」1階 (勝どき門入り口横)
- (2)受付時間 午前5時00分より
また、見学に際しては、カメラのフラッシュ禁止などのルールがありますので詳しいことは、「築地市場」のウェブサイトのマグロ競りに関するページをご確認ください。
朝あまり早いのが苦手という人は、9時ぐらいから場内の業者向けの卸業者が集まっているエリアを見て回ったり、場外のいろんなお店を見て回るだけでも楽しめると思います。
瀬戸物を売っているお店や、包丁専門店、かつおぶし専門店など、面白いお店がたくさんありますよ♪
おまけ情報として、築地市場の見学が終わってまだ体力があるようでしたら、近所にある「築地本願寺」を見学したり、少し足を延ばして、「歌舞伎座」を見学したり、「銀座」まで観光するのもオススメです。
よく、場内のお寿司屋さんが紹介されていて、結構評判も良いようですが、個人的には「コスパ的にどうなの?」という感じでしたし、朝からお寿司が食べたいという訳でもなく・・・
原宿竹下通り
竹下通りも連れて行くといろんな反応が得られて面白いですよ。
実際私のようなおっさんにはちょっと理解不能な部分も多い竹下通りですが、外国人にとっても通りを歩いている人たちの奇抜(?)なファッションは興味をそそられるようで、一緒に写真を撮ったりして楽しんでいます。
また、小さな楽しいお店が通り沿いに所狭しと並んでいるところも面白いそうです。
これが、日本のすべてだと思われても困るのですが、たのしい若者文化の一部として紹介するのも良いのではないでしょうか?
さて、竹下通りとセットで案内したいのが、「表参道」と「明治神宮」です。
ブランドものが好きな人なら「表参道」を案内したら楽しんでもらえると思うし、中でも「プラダ」のビルなどは、外観だけでも連れて行って見せる価値があると思います。
また、歴史的なものが好きな人なら、「明治神宮」の見学も良いと思いますよ。
渋谷スクランブル交差点
ここは、今や世界的に有名は交差点のひとつに数えられる観光スポットとなりました。
有名になった原因は、いくつかの映画に登場したからです。
・ロストイントランスレーション
・バイオハザードVリトリビューション
・ワイルドスピードTOKYOドリフト
特に、日本人というか私にとって意外だったのが、「ロストイントランスレーション」という映画の影響力です。
この映画は、日本人はほとんど見たことが無いと思いますが、アメリカやカナダの人たちの間では凄く人気のあった映画で、とても多くの人が見ていて、ビックリします。
私が東京で会ったアメリカ人の殆どはこの映画を見て、知っていると答えます。
内容は、東京を舞台にした大人の恋愛映画なのですが、なぜかどこかアメリカ人の感情に響くものがある映画なのでしょう。
また、この「ロストイントランスレーション」という映画の舞台となった新宿の「パークハイアットホテル」とホテルの51Fにある「ニューヨークバー」も行ってみたい場所のようですが、ふらっと観光に行くにはちと敷居が高い場所なのでご注意を!
話を戻して、渋谷のスクランブル交差点ですが、信号が青になり、一斉に人が渡っているときに写真を撮ったりするのが流行っているようです。
秋葉原
今やオタク(?)の聖地であり、世界に名だたる電気街という世界にも類を見ない混沌の体をなしている「秋葉原」は観光にももってこいでしょう。
ただねぇ、あまり秋葉原に詳しくない人が行っても、どこへ行ってよいのやら・・・
という街なんですよね。
殆どのお店はビルの中に入っているので、ちょっとどこへ連れて行っていいのか分からず、通りだけを歩いていても電気屋さんがたくさんあるな~ぐらいしかわからないんですね。
そこで、ご紹介したいのが、秋葉原を案内してくれるガイドサービスです。
もちろん無料ではありません(一人3,000円ほど)。ですが、これを利用するのとしないのでは、秋葉原の理解度が全然違ってくるし、楽しく過ごせるのではないでしょうか?
<ご案内スポット>
パーツ街、フィギュア、ドール、デコ、ロボットショップ、鉄道模型店、コスプレグッズ、ガチャポン会館、メイドカフェ、AKB48関連ショップ、おでん缶自販機など秋葉原の魅力満載。(店内に入らないスポットもあります。また、メイドカフェはツアー中には入店しませんので、ご希望があればツアー終了後ご相談下さい。)
って書いてあります。
よかったらどうぞ!
⇒秋葉原ガイドブック(外国人用観光ガイドはトップページの真ん中あたりに2種類紹介されています。)
浅草
定番ですね。
雷門を通って、仲見世通りを歩いて、浅草寺に行って・・・・
途中立ち寄れるお店がたくさんあるので、冷やかしながらゆっくりと歩いて浅草観光。
無難な案だと思います。
できれば、せっかく浅草まで行ったのですから、ちょっと足を延ばして、「合羽橋」エリアへ行って、料理道具を見たり、大人気の食品サンプルのお店を冷やかしたりするのも面白いです。
また、これは興味を持ってもらえるか分かりませんが、浅草線の「田原町」駅から「稲荷町」駅の間は仏具街になっており、もしかしたらこちらも面白いかもしれません。
まだ、元気があるようでしたら、「上野」まで出て、「アメ横」を見学するのもありだと思います。
はとバス
すみません、最後は「はとバス」です。
どうしてもプランが上手く組めないし自身が無い・・・
という人は、この「はとバス」を利用してしまいましょう。
東京観光には、「半日ツアー」と「一日ツアー」があり、「半日ツアー」だけでも、早朝発、午前発、午後発、それから行先によって10種類の中から選ぶことができます。短いものでは、1時間ほどで終わるものもあるので、とりあえず、はとバスに乗って、東京の全体像を見せてから、各スポットに案内するなんて言うのもひとつの手ですね。
「一日ツアー」になると、東京だけでなく、「富士・箱根」を楽しめるツアーもあるので、困ったときにはとても心強い味方になってくれることでしょう。
まとめ
ということで、東京の外国人向けオススメ観光スポットBEST5ということでお届けしてまいりましたが如何でしたか?
今回ご紹介したスポットは、「はとバス」を除いてはほとんどお金が掛からないのもポイントです。よかったら連れて行ってあげて下さい。そして日本の、日本人のホスピタリティを感じて頂けたら嬉しいですね。
また、余談ですが、夜は、居酒屋さんに連れて行ってあげると喜ぶと思いますよ。
なかなかこういうタイプのお店は外国には無いですからね。お酒が飲めて沢山の種類の食べ物がありしかも結構リーズナブルで・・・
スペインの「バル」みたいな感覚ですかね。
あと、個人的にはラーメン屋も連れて行ってあげたいな~。ラーメンはもはや日本の文化ですからね。東京だったら「一風堂」とか結構喜んでもらえますよ。「ひとくち餃子」も一緒に頼んであげてね♪
今回の記事が少しでもお役にたてれば嬉しいです。